| 糖尿病は不思議な病気です。
「 痛い」とか「つらい」という自覚症状が余りありません。しかし、ほうっておくとさまざまな疾患を併発し、大変なことになります。
糖尿の原因は、『インスリン』というホルモンが足りなくなることです。インスリンは食物が体の中で消化されてブドウ糖になったとき、これを細胞の中に取り入れてエネ
ルギーとして利用するための生きていく上で大切なホルモンです。
血糖が高くなると、インスリンを分泌する「ベータ細胞」内にカルシウムが入り、それを信号としてインスリンが分泌されます。
その役割を正常に行うためには、『細胞の外側に、細胞内の1万倍のカルシウムがある』というメリハリのあるバランスが必要となります。
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| ベータ細胞にカルシウムが入り、インスリンが分泌される |
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ところがカルシウムが不足すると(特に骨)、細胞が危機を感じてカルシウムを多く取り入れようとします。
それが結果的にカルシウムバランスを崩し、カルシウムの信号としての機能が働かずに血糖が上がってもインスリンが出ない状態になります。
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ベータ細胞にカルシウムが入っても、
バランスが崩れてメリハリがないため気が付かない |
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最近の研究では、成人の糖尿病は「ベータ細胞」の中のカルシウムが増加し、それがインスリンをうまく分泌できない重要な原因ではないかと考えられています。 |